知りたい情報を見つけやすくする検索テクニック
知りたい情報を見つけやすくする検索テクニックを紹介します。
検索サービスについて
検索サービスはいくつもありますが、ほとんどの人が利用しているのは「Google」か「Yahoo!」だと思います。
私のブログではGoogleで検索されて来る人が多く、次にYahoo!が多いです。たまに、「bing」や「rakuten」などがありますがとても少ないです。
Yahoo!はGoogleの検索エンジンを利用しているので、基本的にこの2つの結果は同じになります。
どちらも検索された情報を集めているので、Yahoo!を利用している場合は2社に情報を集められていることになります(多分)。個人は特定できないので問題ありませんが、あまり気分のいいことではないですね。
検索の仕方によってすぐに見つけられるかが決まる
検索の仕方で知りたい情報がすぐに見つかるかが決まります。
検索しても欲しい情報がなかなか見つけられないと感じたことはあると思います。
検索してもどうでもいい情報が上位に来ると、欲しい情報にたどり着くのに時間がかかってしまいます。
検索はピンポイントで欲しい情報を上位に表示できるほど性能は良くありません(人それぞれ欲しい情報が微妙に違ったりしますし)。ほとんど情報がないのに上位に表示されてしまうことはよくあります。
ですが、検索の仕方で欲しい情報を上位に表示される確率を高めることはできます。
多くのウェブサイトでは、「AND検索」や「完全一致検索」を使えばいいなどと紹介されていたりしますが、具体的には書かれていません。説明がこれだけだと適切に使いこなせない人はいると思います。
「AND検索」や「完全一致検索」などはどの検索サービスにもあり、主な違いは配達の配送状況の検索など付加的な機能ぐらいです。
検索の仕組みを知っておけば、基本的にはどの検索サービスでも同じように検索することができます。
紹介する検索テクニックでも、偽情報が書かれたウェブページが上位に表示される場合もあります。偽情報かは検索エンジンには判断できませんし、人間でも判断が難しい場合は多いのでどうすることもできません。
検索機能の説明
完全一致検索
完全一致検索は1文字も違わずに一致するウェブページを検索します。
例えば、
"安全に動画をダウンロードする方法"
と検索すれば、「"」で囲まれた言葉が1文字も違わずに含まれたウェブページだけが検索結果に表示されます。
AND検索
AND検索は複数の言葉が含まれるウェブサイトを検索します。
例えば、
パソコン ショップ 評判
と検索すれば、パソコンショップの評価が書かれたウェブページが検索結果に表示されます。
誰でも知っていますね。
スペースの代わりに「AND」を間に入れることで(ANDの前後にスペースは必要)明示的にAND検索になります。スペースの時とANDの時で結果が少し違うようですが、ほとんど違いはありません。
期間指定
最新の情報を知りたいのに、検索結果には古い情報ばかりと感じることはあると思います。
このような場合は、期間指定をすることで新しく書かれた情報だけを探すことができます。
Google検索で説明します。
「ツール」->「期間指定なし」を押します。
期間を選択します。
より細かく指定したい場合は「期間を指定」を選択します。
期間を指定する場合です。
サイト内検索
このウェブサイトのウェブページ(記事)を検索したいことがあると思いますが、サイト内検索をすることができます。
検索する言葉 site:ウェブサイトのURL
とすることでサイト内を検索することができます。
例えば、
セキュリティ site:https://kaciy-discovery.hatenablog.com/
とすると、指定したウェブサイトの「セキュリティ」のページのみが検索されます。
これは知っている人は知っていると思います。
検索サービスはウェブサイトを巡回して検索に利用する情報を集めていて、集めた情報から検索をしています。
ウェブサイトによりますが巡回してくるまでには時間がかかります。その間に新しいページが作成されたり、ページ内容が修正される場合があります。検索に利用する情報が更新されるまでは古い情報を基に検索されるので、古い情報を基にした検索結果が表示されてしまいます。
ウェブサイトによりますが、早いと数分、遅いと数か月かかる場合もあるようです。アクセス数が多いと早いようです。
ブログであればサイト内(ブログ内)検索機能が用意されている場合が多いです。ブログに用意されている検索機能は、ページが作成されたり修正されるとすぐに反映されるようになっています。Googleなどの検索サービスを利用するよりも最新の情報を基に検索することができるので、ウェブサイトにサイト内検索がある場合は、用意されている検索機能を利用したほうがいいです。
ただし、検索サービスよりも検索機能が少ないので、細かい検索ができませんが、サイト内検索であればあまり問題はないでしょう。
検索テクニック
これらの検索機能を利用することで見つけやすくします。
実はAND検索は複数の言葉がある場合に、全ての言葉が含まれるウェブページが検索されるわけではありません。これにより欲しい情報が検索結果の上位に表示されない可能性が高まります。
この言葉は除外されて欲しくない場合は、完全一致検索を組み合わせて検索します。完全一致検索をすることで除外されずに検索させることができます。
例えば、
アプリ 動画 ダウンロード "安全性が高い"
と検索すれば、動画をダウンロードできるアプリは検索できますが、必ず「安全性が高い」と書かれたウェブページが検索されるようになり、安全性の高いアプリを探しやすくなります。
このように複数の言葉を検索する場合で、この言葉は必ず含めたい場合は完全一致検索を組み合わせることで、効率的に検索することができます。
最新の情報だけを検索したい場合は、期間指定を組み合わせて検索するといいです。
●古い情報が役に立たない例
店:店が無くなっている、評価が下がっている、移転している、などの可能性がある。
アプリ:バージョンアップで見た目や機能などが変わっている。
プログラミング:プログラミング言語のバージョンアップによる仕様変更で、使い方や機能が変わっている、機能の追加、などがあり最新のバージョンを学びたい場合は役に立たない(全くとは言えませんが)。
必要ない及び使用しないほうがいい検索機能
OR検索
「OR」を間に入れます。
OR検索はどちらかでも一致する言葉が含まれているウェブページを検索します。
例えば、
パソコン OR PC
と検索すれば、「パソコン」又は「PC」の言葉が含まれているウェブページを検索します。
検索サービスは同じ意味や似た意味の場合はそれらの言葉も検索されるようになっていて、「パソコン」と検索しても「PC」も検索されるようになっています。
さらに、AND検索は全ての言葉が含まれていなくても、一部の言葉が含まれていれば検索結果に表示するので、AND検索でもOR検索と同じように検索できます。
OR検索は必要ないといってもいいと思います。
特定の言葉を除く
特定の言葉を含まないようにするには言葉の前に「-」を付けます。
例えば、
レストラン 安い -美味しくない
と検索すると、安いレストランを探すことができますが、「おいしくない」と書かれている場合は検索されないようになります。
ただし、これは特別な理由がない限り使用するべきではありません。
美味しいレストランと美味しくないレストランが同じウェブページに紹介されていた場合に、美味しいレストランが紹介されていても除外されてしまうことになります。
同じウェブページ(記事)内に書かれている、サイドバーやフッターにその他の記事としてリンクがある、などの場合もあり有用な情報(ウェブページ)まで除外されてしまう可能性が高くなります。