ブラウザの拡張機能でウェブサイトの閲覧を安全にする方法
ブラウザの拡張機能でウェブサイトの閲覧を安全にする方法を紹介します。
説明
ブラウザには危険なウェブサイトから保護する機能が付いていますが、性能は十分とは言えません。
ネットショッピングなどで個人情報を扱ったり、ウェブサービスにログインする、場合は個人情報やアカウント情報が盗まれる可能性があるので、しっかりした対策をしたほうがいいです。気をつけていればいいと考えている人もいますが、知識がないと気づかないほど巧妙になっていますし、改ざんされれば知識があっても気づかない人は多いでしょう。
有料のセキュリティソフトには、拡張機能が無くても危険なウェブサイトから防ぐ機能が付いているので (一部製品は除く)、危険なウェブサイトだけを防ぐのであれば拡張機能は必要ありません。
無料のセキュリティソフトを使用している人は多いですが、多くの製品は危険なウェブサイトから保護する機能はありません。ですが、ブラウザの拡張機能として危険なウェブサイトの保護機能が用意されている場合があります。
そこで、無料のセキュリティソフトを使用している場合に、ウェブサイトの閲覧を安全にする拡張機能を紹介します。
ブラウザ「Google Chrome」の拡張機能を紹介していますが、「Google Chrome」の拡張機能が使えるブラウザ (Microsoft Edgeなど)、それ以外のブラウザでも公開されている場合があります。Google Chromeが一番種類が多いです。
複数使用しても問題ない場合はありますが、相性が悪いと正常に動作しない可能性があり、その場合は1つだけにする必要があります。広告をブロックする拡張機能も相性があるので注意が必要です。
拡張機能紹介
Avira Browser Safety
Aviraが開発しています。危険なウェブサイトから保護してくれます。検索一覧のリンクに安全かのマークが表示されます。トラッキングや広告をブロックする機能もあります。
個人的な感想ですが、紹介している中では一番優秀なように感じます。
数字はトラッキングや広告をブロックしている数です。
「Block on this website」は、表示しているウェブサイトに対してブロック機能を有効にするかを設定します。広告などをブロックしているとウェブサイトが正常に表示されない場合があるので、その場合は無効にする必要があります。
上の矢印は設定です。
設定画面です。
・Send Do Not Track header
トラッキングを拒否していることを送信するかを設定します。送信したくない場合は有効にします。
・Block Ads & web tracking
広告とトラッキングをブロックします。
・Block social media tracking
・Show useful ads
迷惑な広告(基準は分かりませんが大きすぎる、利用者の邪魔になる、など)はブロックして、それ以外の広告は表示します。
・Extensions Analysis
匿名で利用状況を送信するかを設定します。
検索結果のリンクに安全性が表示されます。
TrafficLight
Bitdefenderが開発しています。危険なウェブサイトから保護してくれます。検索一覧のリンクに安全かのマークが表示されます。トラッキングなども防いでくれます。
押すとウィンドウが表示されます。
設定画面を開く場合は「Settings」を押します。
設定画面です。
・Advanced Threat Filter
フィッシングサイト、マルウェアに感染するサイト、不正行為のサイト、などの危険サイトをブロックするかを設定します。
・Search Result Analyzer
検索結果にリンクの安全性の表示をするかを設定します。
リンクの安全性が表示されます。
Avast Online Security
Avastが開発しています。危険なウェブサイトから保護してくれます。検索一覧のリンクに安全かのマークが表示されます。トラッキングなども防いでくれます。
押すとウィンドウが表示されます。
設定画面を表示するには「詳細設定」を押します。
設定したら「保存」を押します。
ブロックした数が表示されます。
ブロックした数が表示されます。
個別に許可することができます。
まとめて有効無効にする場合は、赤枠の「無効」又は「有効」を押します。
リンクの安全性が表示されます。