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パソコン最適化、ドライバ更新、ソフトウェアは使用しないほうがいい

パソコン最適化、ドライバ更新、ソフトウェアがありますが、できるだけ使用しないほうがいいです。

その理由を説明します。

 

パソコン最適化ソフトウェアを使用しないほうがいい理由

ソフトウェアによっては安全ではなくても、ファイルやレジストリを削除したり、最適化しようとするソフトウェアがあります。判定が難しいのか、多く削除できることを示そうとしているのか、分かりませんが安全対策がしっかりしているソフトウェアは無い又はほとんどないように感じます。

何かあっても詳しい人であれば対処できても、詳しくない人は対処できません。安全性の高いものだけを削除したり最適化するソフトウェアでもリスクはあります。

Windows 10以前のOSに関しては最適化することである程度の効果があるようですが、逆に不安定になったり動作が遅くなる場合もあります。Windows 10に関してはより最適化されていて、最適化してもほとんど効果がないか逆に遅くなるので、最適化する必要はありません。

ブラウザやOSなどの履歴の削除、アンインストールしたソフトウェアの消し忘れを削除する、などの目的であれば使用してもいいと思います。ただし、削除しても良いものだけを確認しながら選択して、削除したほうがいいでしょう。

レジストリに関しては、不要なものが残っていてもパソコンの安定性や動作には基本的に影響しません。マイクロソフトも不要なレジストリの削除は必要ないから何もしない方が良いと言っています。

最適化ソフトウェアの中にはいろいろと必要ないソフトウェアも一緒にインストールし、常駐して逆に動作負担を増やしてるなどの場合もあります。詐欺的なソフトウェアもあるので注意が必要ですし、極力使用しないのが一番です。

一例として、「CCleaner」はAvastが買収しましたが、それからCCleanerのインストール版(Windows用)にはAvastのセキュリティソフトが含まれるようになりました。インストールするチェックを外すことでインストールしないようにできます。CCleaner以外でも同じようにチェックを外すことで、付属のソフトウェアをインストールしないようにできますが、選択できずに強制的にインストールされる場合もあります。どうしても使用するのであれば、調べてから使用するか、ポータブル版がある場合もあるのでそれを使用したほうがいいでしょう。

 

ドライバ更新ソフトウェアを使用しないほうがいい理由

ドライバ更新ソフトウェアのほとんどは、そのパソコンで動作するか、安定した動作をするか、などを判断せずに最新版を更新するものがあります。最新版がそのパソコンに合うとは限らないので、動作しない、動作が不安定になるなどの可能性があります。動作が確認されていたとしても何らかの原因で問題を起こす可能性もあります。

リスクが高いので、問題が発生すると対処できないのであれば使用しないほうがいいです。

Windowsに関しては、安全な更新方法は「Windowsパソコンのドライバを更新する方法」で紹介しています。